一昨日の患者様、耳の疼痛は完全に消失したが耳鳴りは
半減したまま。
診断すると経筋の症は消え肝、腎虚の経脈病に変わっていた。
耳鳴りは腎の経脈と関係しているようである。
鍼灸治療の継続と自宅でのお灸をすればもう少しは良くなる旨
を伝え、そして経験上老人の耳鳴りは完全に消失する事は難しい
旨も伝え納得してもらう。
しかし耳の疼痛だけでも消失した事に患者様は満足されていた。
今回、経筋の診断ができていなかったら耳鳴りも疼痛も
中途半端な結果に終わっていただろうと思われる。
小腸経筋の経筋穴、関節部に反応がある時が多いです。