議事録

今朝は遠くの山には雪が積もっていました。
こちらは雪は降ってませんが風が強く冷たいです。
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そらはソファーではなくストーブの前でzzz
燃えるで~ 火 デコメ絵文字
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一人でいるとろくなことがないので本の整理をしていると
懐かしい~入江正先生の講義録やテキストを発見、
パラパラと内容を見ているいるとついつい
読みふけってしまいまいした。
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テキストから・・・
(症例2)吸入薬も無効のひどい咳
平成4年12月11日 57才の女性が表題の愁訴で
来院。 彼女は3年前から喘息が起こり諸種の治療を
受けるも治せず。
7ヵ月で7キロも痩せ憔悴した姿で2年前に
漢方治療を 求めてきた人である。

一年間漢方薬を服用し私が教えた灸治療を
真面目に続け 見違えるほど元気になり喘息の
発作も殆ど起こらなくなった。
今でも一日分の漢方薬を二日で飲むようにして
元気に 過ごして来ていた。

昨夜、夕食の準備にテンプラを作っている最中に
酷い咳が 起こり、吸入するも治せず一晩中ほとんど
眠れないほど 苦しんだ。
少しは咳は治ったというものの、私の診察中も痰の
切れない ひどい咳をしている。痛々しい姿である。

(掌診)
右掌でst(異常)、上焦でst、ボウでst
経筋の症がある、風邪の反応はない。
(脈診)
脾と胃が少しstであるが、この咳と相関するほどの
脈とは思えない。
(診断)
経筋の症が右の肺と大腸にある。経筋病とする。

テンプラを揚げている最中に起こったのであるから
アレルギーが キッカケになったであろうが、
これは冷えで経筋がやられており それが根本の
結果として咳が起こったのである。
12月10日は寒波が訪れ酷い風が吹いた日であった。
吸入しても鎮咳薬を服用しても治らなかったのは
経筋病であったからである。
(治療)
大腸経筋と肺経筋の焼針治療。胸部もstの部に焼針。
即治、「あっ、息が吸えるようになりました。」と
(考察)・・・・

今読み返すしても新鮮です。
ついつい経脈の方に行きがちですが
咳・・・経筋病とを結びつける洞察力は凄いですね。

FTを一生懸命にしていたあの頃を思い出し
そして入江先生の治療所でよく怒られていた事も。なみだ デコメ絵文字

今は経脈、磁石や漢方薬などの反応がよくわかる
ようになりました。

例えば、掌に置きFT、微妙なstの差が!
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