顎関節症 Ⅱ

この診断法は恩師、入江先生が顎関節症に
なりそのため苦労して作った診断法です。

帰納診としてstな左顎関節部に紙包磁石S極を
当てて左掌(上焦、下焦)や患部のstがsmになったら
stを感知した処の愁訴は顎関節が原因であるとする。

このケースは左顎関節の瀉が全ての愁訴を
取り除くカギでした。 電球 デコメ絵文字

治療方法は
左右の顎関節部に置鍼、IPコードで結線。

左顎関節(B)・・IP・・(R)右顎関節

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治療はシンプル、大切なのは診断電球 デコメ絵文字

最後に入江先生の講義から・・・
・・・私の体験では側頭骨と後頭骨に異常が
出て来るようである。

耳鳴り・後頭部の異常感・目眩などを訴える
老人には顎関節症の存在を疑うように
心がけている。

頸凝り、肩凝り、腰痛症、膝関節症も注意が
必要である。
次に口を開かせて歯の治療を受けた歯の数が
4本以上であれば陽性とする。

下顎の歯の並び方がアーチ状でなく般若の
ように角ばった歯並びを陽性とする。

以上が聞診と望診の要点である。
20代の若い人で膝関節症の人や頸や肩の凝る人、
テニス肘の人などに高率に顎関節症を私は発見している。

老人だけがかかる病気ではないようである。
頭の中にいつもこの望聞問診をインプットしておいたがよい。

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