「こんな方法でアプローチⅡ」についての質問がありましたので(・-・)…ん?
Q;今回の治療ですが、これは(愁訴部)天柱を治療する経脈を
探したという理解で宜しいですか?
A;本来なら病気=異常経脈としてとらえて、愁訴部に関連している
異常経脈を検出し治療をすべきですが、このケースは、表現の仕方が
悪いですが治療経脈?を検出し、その中から愁訴部が一番smになる
経穴をさがしました。なぜこのような治療方法をしたかは後で。
Q;まず病んでいる経脈を選び、それを治療する経脈ではなく・・・
A;それが本来の治療でしょう、この場合、膀胱経・腎経・小腸経
などをチェックし愁訴部と関連する異常経脈を検出し治療をしますね。
Q;どちらも同じことなでしょうか?
A;結果としては同じですが、鍼灸治療は一つの疾患に対しても
治療法は色々なアプローチの方法があるという事ですね。
鍼灸治療を行うにあたり、柔軟な考え方が必要かも?
先日もメインの治療以外に便秘が続いて困っていると
遠方の方でした、本治法や一回の治療でメインも便秘もクリアできたら
問題ないのですが・・・
便秘に関連する経脈は大腸経・脾経・胃経・腎経・三焦経など
結局全ての経脈が関わっております。
12経脈全てチェックし、その中から便秘と関連する異常経脈を
検出するのは時間もかかるし、果たしてその異常経脈が便秘に関連して
いるか・・・少し難しいところです。
こういう場合、ダイレクトに便秘を治す経脈を検出した方が早いです。
この時は便秘→smになる五行を検出→土でsm→脾・胃のどちらでsmか
→左胃でsm→どの経穴でsmか→左胃経の豊隆穴で便秘の反応がsm
あとは印をつけ自宅で台座灸を行うよう指示、便秘が解消できるツボと
説明すればみなさん真面目にしてくれます、そして結果はよかったです。
局所が明確に限定されて場合、されない場合など色々あり
それに対してどの治療方法がベストなのか色々考えたりしていると
こういう方法もでてきますが、あくまでも個人的な考え方
治療方法ですので(_ _*)
天柱の愁訴部の消去法も、ただ治療経?でとってみたかったからです
いろいろな対応方法も入江FTの向上の一つかなと思っています。
少しは理解できました?
また質問おまちしています(○´∨`○)ノ.+*゚待ってるねぇ゚