東洋医学では身体を構成している基本的物質を精(せい)といい、
気に変化して各機能活動のエネルギー源として利用している。
精には、先天の精と後天の精があり
先天の精とは父母から受け継いだ精で、成長と生殖をつかさどります。
後天の精とは、食事による飲食物から脾胃の働きにより出来るもので
臓腑経脈に行き渡り、生命活動を維持するエネルギー源であり
人体を構成する物質です。
"o(-_-;*) ウ~むつかしいで
つまり後天の精が充実していれば健康でいられ、不足すれば
身体に不具合が生じるのです。
( ´ ▽ ` )ノ ハーイ
そしてもちろん、母乳にも影響がでます。
脾胃の働きが低下→精の不足→母乳に影響→母乳の質の低下
となります。
反対に脾胃の働きが良ければ母乳の質の向上につながるとなります。
( ,_, ) うんうん
「陥谷」は胃経、「合谷」は大腸経でペアで使う事で
脾胃の調整ができ、そして胃経は丁度乳房の上を通っている
経脈で気血などの滞りを良くしてくれます。
胃経、大腸経に凸~→脾胃の活性化→後天の精の充実→
母乳の質の向上→赤ちゃん満足→トラブルの回避、解消
☆-(^ー’*)bナルホド
となります、今日来院された妊婦さんには
貧血の改善に「内関」と「三陰交」
母乳の質の向上に「陥谷」と「合谷」の凸~を指導。
図も描いて説明、上手く伝わったかな?