前回に比べ口腔の乾燥は軽減するも
まだ舌の痛みが軽減せず
飲食時に困っていると。
入江式経別脈診部での診断では
肝がst(異常)で肝実であった。
ドライマウスの原因の一つとしてストレスがある
ので肝の異常も考えられるが
前回の脾胃の失調も考えられるので
念のため脾の診断部に紙包磁石を置いて診ると
肝の診断部位、掌診のstがsmになる。
肝より脾の治療の方がベストとなる。
治療方法は経別治療を選択。
経別の流注は全て心を通っている、
心は舌に関連しているので
脾・胃経別治療→心→舌の改善
脾・胃経別治療→唾液の分泌向上→口腔内の乾燥を改善
と考えられる。
現在、ドライマウスは根本的な治療法はありません
対象療法で長期の治療が必要です。
そのため高齢者のQOLの低下につながってます。
東洋医学がアプローチできる機会と理解が欲しいものです。