熱鍼と肩凝り

東洋医学的病気の定義
・人は経脈でなりたっている。
・経脈は病気が取り付くところ。
・経脈は病気を診断できるところ。
・経脈は病気を治せるところ。

肩凝りの関連する経脈は手では
三焦経、小腸経が考えられる。
もちろん他の経脈、足の経脈も
大いに関連するケースもあるが
ここでは三焦経、小腸経に絞り
熱鍼の効果と経脈を実感してもらう。

①が三焦経②が小腸経で
本来なら肩、頸の方まで経脈はのびているが
今回は指先から肘までの経脈を利用する。

016

先ずは熱鍼を温めてもらう、熱鍼がなければ
+のドライバーでもよい、ようは金属製の物で
先が尖っていなかったらなんでもよい。
温める時間は5秒~10秒程度で十分である、
煤が付くケースもあるのでそのときはティッシュでふき取り
刺すのではなく擦るように施術をおこなう。

019

まずは左三焦経から
1、指先~↙↙↙↙↙~肘まで経脈に対して斜めに擦っていく。
次に肘から↘↘↘↘↘~指先まで経脈に対して斜めに擦っていく。

途中で熱鍼が冷めているので軽く温め直すように
これを2回ほど繰り返してから、次に三焦経を同じ
要領で左小腸経にもアプローチする。

017

施術する前に両肩、頸を動かし凝りの状態を
把握しておく事。
そして左三焦・小腸経の施術が終えたら
両肩、頸を動かしてみると
左肩、頸が楽になっていませんか?

今回は熱鍼により経脈が実感できる簡単な方法を
肩凝りで紹介してみました。

経脈に対して斜めに施術する事がポイント
肩凝りののある方はぜひアプローチしてみてください。

尚、熱鍼は温めすぎないこと
自己責任のもとで行ってください。

011

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です