つ わ り (2)

つわりと言えば内関穴と昔から鍼灸治療では有名なツボです。手のひら側にあり手関節横紋中央から肘に向かって2寸の処、腱と腱の間に取ります。

内関のツボのルート(経絡)は胸の辺りから出発し、食べたものの通路である腹部を下り、その後上向し腕の内側を下向し内関を通過していきます。

内関が吐き気などの消化器症状に効果的なのは、経絡が腹部を通過しているからで、内関穴にお灸をする事で腹部の気血などの停滞を正常な流れに調整を図るからです。

足三里穴も同じで腹部の停滞をお灸をする事で上逆している流れを下方に下げ、胃気を正常化し症状の改善が図れます。

内関、足三里はつわりだけではなく経絡を考えると消化器症状にも効果的です、お灸で先人たちの英知を少しは実感して欲しいものです。

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