家族が昨夜から37℃台の微熱と上下肢、腰部などの関節痛と倦怠感が酷く動けなくなる、明日は仕事があると言うので治療を行う。
脈状はいつもは沈遅であるが浮数でFT(フィンガーテスト)では風邪の反応が+である。
左太渕と右合谷に接触鍼、伏臥位で大椎、風門、肺愈、大腸愈に接触鍼と円筒灸を行い、時間にすれば10分程度、風邪の反応は-になっており脈状も落ち着いているので治療を終える。
治療後自覚症状は余り変わらないが起座になり会話ができる、早めの就寝を指示。
今朝は咽頭部の痛みを訴えるが平熱に戻り、各関節の疼痛も消失して元気に出勤をする。連休中に寝込まれると本人も辛いけど私も落ち着かない、ひと安心である。
治療は最小限の応援で対応できると実感。