秋の気配

足三里穴

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腎兪穴

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足三里と腎兪にお灸をしてるところです。
何のために?転倒の予防ためです。

今日も悲しいニュースがありましたが、高齢になると
段差、階段でつまずきやすく、自分では足を挙げているつもりが
少しの段差で引掛り転倒されます。
最悪、転倒→大腿骨頸部骨折→長期安静→寝たきりに。

予防、介護保険では転倒防止の水際作戦としデイサービス、ケアでの
マシーンやリハで下肢の筋力アップや機能向上を図っていますが
東洋医学でも転倒が予防や足腰の強化ができるのです。

足三里は脾、胃を整える重要な穴です。
脾胃は気血生化の源であり、全身の肌肉や四肢は脾胃が養っています。
つまり脾胃が健全であれば身体の機能を維持するエネルギーが充実し
健康が保持でき手足に栄養が行き渡り動きが軽く力強くなると
いうことです。

昔の人は足三里にお灸をし旅をされたものです。

腎兪の腎は生命エネルギーを蔵し成長、発育、老化に深く関わっています。
腎のエネルギーが衰退し始める40歳頃から髪が抜けたり白髪が目立ち
始めたり50歳頃からは筋力、骨の低下、足腰がふらついたりなどの
症状がでたり・・・人の生・長・壮・老・死に密接に関係しています。

つまり腎を補う事で生命エネルギーや骨、足腰を強くし老いていく事を
遅らせることがでるのです。

少しは理解できましたか?
ご家族に中、高齢の方がいられたら転ばぬ先の杖・・・
イヤイヤ・・・転ばぬ先のお灸を勧めて下さい。

散歩の途中で、いわし雲?・・・秋の気配

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