右側頭部の頭重、右頸・肩の凝り、
右手のしびれ、 視力の退化、左下肢の
脚重感特に夜間、脚の置き場に困るぐらいの
だるさと脱力感、無気力などの訴えがある。
先ずは掌診から
入江式ではまず、左右の掌にセンサーを
当てて全体を把握(掌を全身と診る)
左側の掌がst(異常)左側の経脈などが
異常があるとわかる。
次に掌を三等分にし上、中、下焦として3ヵ所に
センサーを当て 異常個所を把握する。
上焦は胸部、肩、頭部
中焦は腹部、下焦は腰、下肢とする。
左上焦と左下焦にstの反応があり。
愁訴からでは右上焦がstと思ったが
意外と左上焦でstであった。
次に入江式経別脈診部で円筒磁石で
診断すると胃の経脈病と診断。
経脈にセンサーを当て診断。
左右の経脈が同等に病むことはない。
左の胃経でst、左が病んでいる事となる。
でも、この胃の虚でこれだけの愁訴?
そして右ではなく左の上焦がst?
納得がいかない・・うぅ~・・
入江式音素診断「ゲ」をシメージしながら
FTを行うと 強いstが感じられる。
入江式音素診断「ゲ」は顎関節症の
診断の音素である。
すかさず、歯の治療や欠損などを確認し、
特に左下の奥二本が 欠損している状態であった。
食べにくいので右側だけで食べているとの事。
おそらく愁訴は下顎骨の変形と咬合不調による
顎関節症が原因であると思われるので確認をとる。
顎関節部にセンサーを当て確認すると
右<左でstで左の顎関節の異常がある。
左顎関節部に紙包磁石S極(瀉)を当て
入江FTで確認すると
顎関節部のst(異常)がsm(正常) に
そして左掌の上焦、下焦のstがsmになっていた。
つまり、顎関節を仮に磁石で治療した事で
身体の異常が正常になったという事である。
え~そろそろ、眠たくなりましたの
ではなく……ɸ(_ _) …でした。
この続きは次回に。