紙包磁石は入江式の診断には必須のアイテム
補瀉の決定には欠かせないもの、でも何故紙包み?
テキストより
・・・瀉に相当するものを変換しますと磁石のS極であり
生薬でしたら寒剤とか涼剤であり、指であれば中指であり
貴金属であれば金か銅などです。
磁石を紙やビニールで包んだのは凄いアイデアだと思うのです。
磁石を皮膚に直接当てると反応がおかしくなります。
紙などに包まないと良い反応はでません。
昔は薬はそのまま飲んでいましたが苦い薬を飲む時だけは
オブラートでのみました。苦い薬は舌に非常に影響します。
それと同様に診断の場合は裸の磁石を直接接触するのはよく
ないのです。だから紙で包みますと本音みたいものが出てきます。
苦い薬を飲みますとその苦味のため他の反応が出てくるかも
わからないわけです。
オブラートに包みますと本当の効き目がでてくるというのと同じ
考えです。
S極を当ててsmになったら補瀉のところはSの刺激を欲している
わけです。 ・・・・・